岡本直己|中国電力株式会社|2003年度卒

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Q. 鳥取中央育英高校の印象は?

校風は“自由と熱”のミックス。育英祭は青春の象徴。

育英高校の魅力は、なんといっても明るく自由で開放的な空気感。スポーツに取り組む生徒が多く、体育コースが学校全体を盛り上げていました。

進路の選択肢も豊富で、大学・専門学校・就職・自衛隊など、自分に合った道を選べる多様性が特徴。進学校のような一方向のレールではなく、それぞれの未来を描ける環境でした。

なかでも印象に残っているのが「育英祭」。ライブや漫才、カラオケなどのステージに、クラスごとの歌や踊り。そして、ラストは夜空を彩る花火。全校生徒のテンションが最高潮になる瞬間でした。

Q. 現在のお仕事は?

箱根駅伝、日本代表、そして積み重ねの哲学

明治大学進学後は、箱根駅伝に3年連続出場(2・3年は1区、4年は2区)。卒業後は中国電力に進み、実業団選手として活躍。クロスカントリーやハーフマラソンで日本代表にも選出されました。

強さの秘密は「積み木のように積み重ねる練習」。一気に詰め込むのではなく、翌日も続けられる負荷を意識し、休む日も大切にする。その積み重ねが、長距離ランナーとしての大きな力を育ててくれたと考えています。

現在は企業の広報担当としての業務だけでなく、教育分野などの仕事も担っています。また、競技経験をもとにした講演活動も、全国から依頼をいただくことが多く、2025年12月1日には母校・育英高校での講演も控えており、後輩たちに直接メッセージを届ける予定です。

Q. 現在通学中の育英の生徒に一言

仲間を大切に、自分の武器を磨こう

高校時代の友達は、一生の仲間になることが多いから、人とのつながりを大切にしてほしいです。仲間と過ごす時間こそが、人生のかけがえのない財産になると強く思います。

そして、学びへの姿勢も忘れずに。勉強は必ずしておくべきで、自分の武器になるものを見極め、そこに特化していくことも大切。大人になってから時間を確保するのは本当に難しいからこそ、今のうちにやっておくことをおすすめします。

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この記事を書いた人

フレーイクエー編集室です。皆さんの周りにいる由良育英高校、赤碕高校、鳥取中央育英高校の卒業生でユニークな活動をしている方がおられたらぜひフレーイクエー編集室まで情報提供お願いいたします。(自薦他薦問いません)

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